Muvit Qi Wireless Charging Kit for Sony Xperia Zの分解
Muvit Qi Wireless Charging Kit for Sony Xperia Zから、Qiワイヤレス充電システム部分を取り出して、フリップカバーの蓋がないカバーだけ版を作ろうという企画です。

Muvit Qi Wireless Charging Kit for Sony Xperia Z
分解してQiワイヤレス充電システム部分を取り出し、ケースから接触部分を固定してあげることで、Xperia Zがおくだけ充電対応になるはずです。
Muvit Qi Wireless Charging Kitの外箱には、内部の構造が図解されていましたので、Qiワイヤレス充電システムがある箇所の見当はつきました。

Muvit Qi Wireless Charging Kit 内部構造
外見をよく見ていたら、Xperia Zの背面があたる部分は、シールが貼られているだけということが分かりましたので、ゆっくりはがしていきます。

Muvit Qi Wireless Charging Kit 分解中1

Muvit Qi Wireless Charging Kit 分解中2
Qiワイヤレス充電システム部分も、簡単にとれそうだったので、少し強くひっぱってみると、浮いてきました。これもシールだけの固定でした。

Muvit Qi Wireless Charging Kit 分解中3
内部で断線しないように、ゆっくりとQiワイヤレス充電システム部分を取り出しました。両面テープだけで固定されていたようです。

Qiワイヤレス充電システム部分 表

Qiワイヤレス充電システム部分 裏
思っていた以上に分厚く、Xperia Zに直接取り付けると、確実にデザインは殺されます。しかし個人的には、洗練されたXperia Zに無骨なQiワイヤレス充電システムというのも、悪くありません。

Qiワイヤレス充電システムの厚さ

Qiワイヤレス充電システムを直接装着
直接取り付けた状態で、Panasonic 無接点充電パッド QE-TM101に置いてみると、しっかり充電が開始されました。取り出しは成功です。

Qiワイヤレス充電システム直接装着時のおくだけ充電確認
このままではケースと干渉するので、ケース側を切り取ります。犠牲になったケースカバーは、Xperia Z SO-02E用ソフトケース ELECOM PD-SO02UCBKです。
錆び付いたカッターしかなく、切れ味が悪くて綺麗に切り取れないため、少し削っては位置を確認してまた削っては位置を確認しての繰り返し作業です。

ケースカバーの切り取り部分位置合わせ

ケースカバーの切り取り作業
切り取り口の荒い部分は、ライターなどで少し炙って溶かし、やすりで綺麗にする予定ですが、繰り返し作業の結果、ケースに装着可能な状態になりました。

ケースカバーの切り抜き完了

Sony Xperia Zに装着 側面

Sony Xperia Zに装着 全面
Qiワイヤレス充電システム部分の厚みをケース内に入れているので、ケース自体は多少ふくれあがっていますが、気になる程度ではなく、実用にも影響はありません。
Qiワイヤレス充電システムにもともとあった両面テープは、シールはがしで拭き取った後、改めて両面テープでケース内に固定、ケースの切り抜き部分も可能な限り綺麗にしてから使います。
ケースを取り付けたままで充電が可能な、おくだけ充電対応のSony Xperia Z SO-02Eがここに誕生しました。充電の都度、microUSBのキャップ(カバー)を外すという煩わしい手間がなくなったのはうれしい限りです。