Groove IPでGoogle Voiceを使って携帯の通話料金を安くする方法

Androidで通話料金を格安にするインターネット電話の比較という記事で、Google Voiceが最も安いことが分かりました。

日本国内で販売されているAndroid端末でGoogle Voiceを使うためには、Groove IPという有償アプリをインストールことで可能となります。

Google VoiceへのチャージからGroove IPのインストールまでを実施に行ってみましたので、手順を公開してみます。

Google Voiceを使うためには、Google Checkoutを持っていること(Android端末などからGoogle経由で支払いが可能なこと)が前提となります。

Google VoiceとAndroid

Google VoiceとAndroid


1.Google Voiceへのクレジット

Google Voiceから日本国内の固定電話・携帯電話へ通話するためには、事前にGoogle Voiceへの入金が必要となります。Google Voiceへログインすると、左側のメニューに”クレジットを追加”というリンクがあります。

Google Voice初回アクセス

Google Voice初回アクセス

クリックすると、”$10.00のクレジットを追加”というボタンが表示されますので、クリックして下さい。初回のみ$10固定となり、その後は最大$50まで支払いが可能となります。

Google Voiceへ$10.00のクレジットを追加

Google Voiceへ$10.00のクレジットを追加

Google Checkoutのログイン画面へ移動します。パスワードを入力してログインして下さい。過去にAndroidで有償アプリを購入していれば、ログイン後にすぐに購入手続きが可能です。

Google Checkout ログイン画面

Google Checkout ログイン画面

サービス規約のチェックボックスをオンにして、”Complete your purchase –$10.00″をクリックすると、支払い手続きが完了し、Google Voiceへ戻ります。

Google Checkout 決済画面

Google Checkout 決済画面

支払い直後は、”残高はまもなく更新されます”という表示になっていますが、しばらくすると、”通話料金 $10.00″に変わります。

Google Voice 残高更新中

Google Voice 残高更新中

Google Voice 残高表示

Google Voice 残高表示

以上の作業で、Google Voiceへのクレジットが完了します。PC経由であれば、世界中の固定電話・携帯電話に通話が可能な状態です。

2.Groove IPの購入とインストール

Google VoiceはAndroidマーケットで公開されており、インストールも可能です。ただし、国際SMSを送信するなどの機能があるようで、余計な出費が増えてしまいます。

このため、Android用のGoogle Voiceはインストールせずに、Google Voiceを利用するためのアプリ、Groove IPを使うことにします。Groove IPは有償アプリであり、$4.99とAndroidアプリとしては比較的高価です。

PCからでも可能ですが、MEDIAS WP N-06Cで画面キャプチャをとったので、Android端末でインストールする方法を説明します。Androidマーケットにアクセスして、Groove IPで検索して下さい。

Androidマーケット Groove IPの検索結果

Androidマーケット Groove IPの検索結果

Groove IPをタップして、購入手続きをします。購入後、少し待つと、自動的にインストールが開始されます。

Groove IP 購入手続き

Groove IP 購入手続き

Groove IP 決済手続き

Groove IP 決済手続き

2-1.Groove IPの初期設定

インストール完了後、Groove IPを起動すると、Googleアカウントの入力画面が表示されます。Google VoiceでクレジットしたGoogleアカウント情報を入力して、Sgin Inをタップして下さい。

Googleアカウント入力画面

Googleアカウント入力画面

Google Voiceログイン中

Google Voiceログイン中

Googleアカウントにログインが成功すると、Groove IPの設定画面が表示されます。ボリューム設定や(日本国内では意味のない)着信音の設定などが可能です。

Groove IP設定画面

Groove IP設定画面

3.Groove IPでGoogle Voiceを使って通話

初期設定が終わった後にGroove IPを起動すると、ダイヤルパッドが表示されます。日本国内への通話は国際電話扱いとなるため、市外局番の0をのぞき、+81を先頭に追加してダイヤルします。

Groove IPダイヤルパッド

Groove IPダイヤルパッド

例えば、発信先電話番号が090-0000-1111である場合には、[+819000001111]のように発信します。始めの”+”は”0″の長押しで入力出来ます

Groove IP発信画面

Groove IP発信画面

Groove IPから電話帳を参照することも可能で、電話帳から発信出来ますが、国際電話扱いではなく090-0000-1111とそのまま発信してしまいますので注意が必要です。

+81のカントリーコードが付随していても、電話帳に一致する電話番号があれば、登録されている名前が表示されます。

Groove IP通話画面

Groove IP通話画面

Gmailの連絡先は複数の電話番号が登録可能ですが、残念なことに、Groove IPから電話帳を参照しても始めに登録されている電話番号しか認識しません。予め電話帳に国際電話番号形式で登録しても意味がありませんでした。

さらに、Groove IPは、リダイアルという電話として基本的な機能を持っていません。国際電話番号形式用の電話番号を持つ連絡先として新たに作成するか、都度、番号を指定してダイヤルする必要があります。

通話履歴は、Google Voiceから確認することが出来ます。相手が電話に出ずに終わった通話でも、0分として残ります。通話した場合、通話時間(最小単位は分)と発生した費用が表示されます。

4.通話の評価のまとめ

一般的な電話でも0.1秒以下の音声遅延が発生しますが、Google Voiceなどのインターネット電話は、1秒以下の遅延が発生します。インターネット電話の仕様ともいえる音声遅延が気にならないのであれば、十分活用は可能です。

インターネット電話の特徴であるエコー(反響)は大きく、自分が喋った内容がそのまま遅延して受話口から聞こえてきます。Groove IPは、エコーを軽減させるためのオプションがありますので、有効にすることをお勧めします。

Groove IPを使っていますが、中身はGoogle Voiceとなりますので、音質は低くはありません。しかしながら、携帯電話による通常の通話と比較すれば、決して良いとはいえません。

Groove IP側の問題ですが、米国内での利用を前提としているために、通話を待ち受けます。日本国内からでは着信出来ないため、意味がないのですが、Groove IPがAndroidに常駐することになります。

タスクキラーやGroove IPのExitでプロセスを終了することが出来ますが、低スペックのAndroid端末には厳しいかもしれません。数日起動し続けましたが、電力消費が高いということはないようです。

また、検証したAndroid端末であるMEDIAS WP N-06Cに限ることかもしれませんが、通話音量が低く、オプションで最大にしても聞き取りにくいことがありました。

結論、安かろう悪かろうということを実感出来る通話品質で、決して万人にお勧め出来るものではありません。例えば、毎日30分以上携帯電話から連続で通話したいなどの、特殊な環境におかれている場合であれば利点を生かせると思います。

日本の固定電話と携帯電話向けの説明でしたが、海外への通話は激安です。新婚なのに単身赴任で配偶者が海外に在住しているというような環境は、恐らく最大限にGroove IPとGoogle Voiceの組み合わせを生かせる例です。

4 Responses to “Groove IPでGoogle Voiceを使って携帯の通話料金を安くする方法”

  • EMSIM:

    呼び出し音はなりますが・・

    こちらのページを参考にGroove IP、Google Voiceを使えるようにしてみました。

    AndroidOS2.3 イーモバイルSIM データプランB(プロトルコ制限あり)で使用しました。

    使ってみたところ、WIFI,3Gとも呼び出し音はなりましたが、通話は出来ませんでした。
    (自宅の電話と携帯にそれぞれ何回か試してみて。Android再起動も含め)
    それ以外にも、呼び出し音が鳴らないのに通話していることになっていて何回か
    料金が発生しました。

    Groove IPを初期設定のまま使ってみての結果なのですが、設定を変えた方がいいのでしょうか?

    ちなみに、通話の出来た設定で初期の状態から変更したものがあれば教えてもらえないしょうか?

    • tio:

      記事を書いた当時のバージョンでは、Wi-Fi、3Gともに、特に設定を変更することなく通話は可能でした。

      イーモバイルSIM データプランBをご利用とのことで、制限されている通信を疑ったのですが、Wi-Fi時でも通話が出来ないということなので、この制限ではないと思います。

      先ほど新しいバージョンにアップデートした上で、通話を試してみましたが、検証時と変わらず、Wi-Fi、3Gともに通話は可能でした。端末の問題もあるのでしょうか。

      呼び出し音がなっていて通話が出来ないという状況は、無音ということでしょうか。端末側のボリューム設定などは・・・ないですよね・・・

      そもそも呼び出し音がならないのに通話状態ということが解せません。一度、Groove IPを再インストールしてみてはどうでしょうか。

      • EMSIM:

        回答してもらいありがとうございます。
        WIFIは、繋がる事を確認しました。
        WIFIはエアステーションを解放、接続したら使えました。

        3Gはやはり、制限されている通信に含まれる確率があります。
        Google Talk、Skypeは使える事になっているので、Google Voice
        も使えないかと思ってましたが、無理そうですね。

        • tio:

          確認ありがとうございます。Groove IPの開発元にあるFAQに、TCPポート5222の開放と、[talk.google.com]への接続の許可が必要とありますので、Wi-Fiルータの設定変更でこれらの制限が解除されたと思われます。

          その後、Groove IPを再インストールして気がついたのですが、3Gで通話可能とするために、設定を1つ変更しておりました。見逃していましてすいません。

          メニューキーから、”Allow 3G/4G Calliing”という項目がありますが、初期値は無効になっていました。3G経由で使うためには有効(チェックボックスにチェック)する必要があります。

          この項目が有効な状態でも使えない場合、イーモバイル データプランBの制限か、または、他の理由が考えられるかと思います。

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