Androidで携帯の通話料金を安くするインターネット電話の比較

データ通信は定額が多くなった今の時代でも、携帯電話の通話料は従量制であり、費用も利用キャリアや契約プランなどによって大幅に変わります。

Androidだからこそ可能なインターネット電話を使った場合、どれだけ通話料を安くすることが可能なのか検討してみることにしました。日本国内への固定電話・携帯電話への発信のみを対象としています。

なお、記載している情報は、2011年08月現在の料金となります。その後の価格変更などによって記事内容との差異がある可能性がありますので、予めご了承下さい。

MEDIAS WP N-06Cの電話発信画面

MEDIAS WP N-06Cの電話発信画面


参考データとして、NTTドコモの料金プランを表にしています。ファミ割やひとりでも割などの各種割引サービスは適用していません。

NTTドコモの料金プラン表
プラン 固定電話/1分 携帯電話/1分 単位 月額 月額無料通話
タイプSS 42円 42円 30秒 1,957円 最大25分相当
タイプS 37円80銭 37円80銭 30秒 3,150円 最大55分相当
タイプM 29円40銭 29円40銭 30秒 5,250円 最大142分相当
タイプL 21円 21円 30秒 8,400円 最大300分相当
タイプLL 15円75銭 15円75銭 30秒 13,650円 最大733分相当

NTTドコモの料金においては、固定電話への通話、携帯電話への通話料金が同一です。通話料金が最も低いタイプLLプランであっても、1分間の通話料が15円75銭と安くはありません。

最も有名なインターネット電話といえば、Skypeが挙げられます。SkypeOut(スカイプアウト)は、Skypeから固定電話・携帯電話・PHSへの通話が可能になるサービスです。

SkypeOut(スカイプアウト)の料金プラン表
プラン 固定電話
/1分
携帯電話
/1分
単位 月額 月額
無料通話
プリペイド 3円22銭 17円50銭 1分 (なし) (なし)
月額プラン
60分
2円17銭 15円 1分 固定電話130円
携帯電話900円
60分
月額プラン
120分
1円96銭 13円33銭 1分 固定電話235円
携帯電話1,600円
120分
月額プラン
120分
1円25銭 非対応 1分 固定電話500円
携帯電話非対応
400分
月額プラン
無制限
0円 非対応 1分 固定690円
携帯電話非対応
無制限

通話先が固定電話のみであれば、月額プラン 無制限を選択することで、月額690円で電話し放題となります。しかし、携帯電話への通話には使えません。

携帯電話への通話が多い場合、SkypeOut(スカイプアウト)の最も安い月額プランでも13円33銭/分です。NTTドコモのタイプLLと比べて多少安い程度になります。

ブルーシップコミュニケーションズが提供するBlueSIPフォンも、SkypeOut同様、Androidに対応したIP電話となります。IP電話の050から始まる番号が割り当てられ、国内および国際への発着信が利用出来ます。

BlueSIPフォンの料金プラン表
プラン 固定電話/1分 携帯電話/1分 単位 月額 月額無料通話
プリペイド 21円 21円 1分 637.35円 (なし)

固定電話への通話、携帯電話への通話料金が同一ですが、21円/分とNTTドコモのタイプL同等となります。BlueSIPフォンを使う目的としては、主に海外への通話になるようです。

同じようなサービスで、Googleが提供するGoogle Voiceがあります。日本国内への正式対応はうたっておりませんが、互換アプリを使うことで日本国内のAndroidでも利用可能です。

Google Voiceの料金プラン表
プラン 固定電話/1分 携帯電話/1分 単位 月額 月額無料通話
(なし) 約2円($0.02) 約11円($0.11) 1分 (なし) (なし)

1ヶ月間に57時間30分以上、固定電話に通話する場合に限ってはSkypeOutの月額プラン 無制限のほうが安くなりますが、常識的な範囲において、Google VoicehはSkypeOutやBlueSIPフォンと比較しようがないほど異常な安さです。

方向性が多少異なりますが、MVNO(Mobile Virtual Network Operator/仮想移動通信事業者)として、NTTドコモのFOMA網を利用したモバイルIP電話サービスがあります。

ソフィアモバイルが提供するエスモビとアールストリームが提供するアールスカイなどのキャリアがあり、携帯端末は同時業者から購入する必要があります。

MVNOの料金プラン表
事業者名 固定電話/1分 携帯電話/1分 単位 月額 月額無料通話
エスモビ 6円 17円 1分 5,960円 (なし)
アールスカイ 8円 18円 1分 4,980円 180分

NTTドコモよりも通話料は安いですが、SkypeOutやGoogle Voiceよりも高いという価格設定です。月額費用が発生しますが、データ通信料定額込みの価格となります。

特にエスモビに関して言えば、テザリングをしても固定となりますので、使い方によっては、低価格通話料金よりもデータ通信費用の削減が見込めます。

今回は、日本国内への固定電話・携帯電話への通話を対象として、どれだけ通話料を安くすることが可能なのかということを調べた結果、Google Voiceが最も低価格であることが分かりました。

しかしながら、2011年08月現在、Google Voiceは日本国内のAndroid端末へは正式にサービスを提供しておらず、サードパーティ製のアプリを利用することになります。

なお、スマートフォン同士であれば、ViberやSkypeなどを使うことで、データ通信料のみで通話が可能になります。データ定額プランに加入していれば、実質無料です。今回、あくまでも、日本国内への固定電話・携帯電話への発信に特化しております。

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