postheadericon 鼓動から音楽を、USB接続の個人用聴診器を発表。

03月01日、スリーへムヘルスケア株式会社はPCと接続可能な個人用聴診器 Sing-Onを発表した。USBでPCと接続することで、付属ソフトウェアによる録音や簡易診断が可能だという。

個人用USB聴診器 Sing-On

個人用USB聴診器 Sing-On


「素人が安易に診断することは危険だという意識が高まったせいか、家庭の医学という言葉は死語になりつつある。それはそれで正しいことなのかもしれないが、家庭から医学がなくなることは非常に残念なことだ」(医療外用製品事業部 間黒男氏)

今回発表された聴診器 Sing-Onは、医療用ではなく個人用としており、医学に対して興味を持って欲しいという目的で作られた。しかし、その割に徹底した仕様は、リットマンなどの業界一といわれる聴診器を取り扱う同社の姿勢を感じる。

「個人用で使われるからこそ各部の細かい仕様に拘った。特にPCと接続する場合には、PC内部のファンやハードディスクからのノイズが酷く、聴診器の使用に重度の障害であった。機械からの雑音を取り除くことが非常に大変だった」と同氏は開発の苦労を語る。

ノイズを出来る限り押さえるために、聴診器 Sing-Onには小さな装置が付属している。詳細は明らかにされていないが、この除去装置と付属のソフトウェアで90%の機械ノイズを除去することが可能だという。

「付属ソフトウェアの開発も自社で作り上げた。聴診器からの音を解析することも出来るが、特定のパターンを音楽にすることも可能だ。Sing-Onという名前は”心音”からきているのだが、心音から作った音楽で歌えるということからでもある」(同氏)

心臓の鼓動などから音楽を作り上げるという楽しさを備えたSing-Onは、十分に遊べるUSB機器だと感じる。もちろん遊びだけではなく、弁の閉鎖音などもはっきりと聞き取れ、仮に心不全の兆候がみられた場合には医師の診断を促す機能もあるという。

もともと聴診器は子供の遊びから考え出された医療器械だが、現在の技術力を得ることで高度な機器として生まれ変わった。自分自信から生み出された音楽を聞きながら、簡易診断を行うようになる日も近い。

2005年11月18日 公開
2010年08月03日 記事内日付変更(11月18日->03月01日)

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