postheadericon 究極の使いやすさを求めたバリアフリーエレベーター発表。

株式会社白立製作所都市開発システムグループは、完全にバリアフリーなエレベーターを発表した。音声認識などの技術を多用し、究極の使いやすいエレベーターを目指したという。

今回発表されたエレベーターの完成図。9階建ビルで5階にエレベーターがいる状態。

今回発表されたエレベーターの完成図。9階建ビルで5階にエレベーターがいる状態。


「今までのエレベーターの開発は主に機能面やデザイン面ばかりで、もっとも大事な使いやすさが欠けていた。乗り心地の良さや高い信頼性はもはや当たり前、音声案内システムや待ち時間予測機能すらもなくてはならない機能である今、使いやすさが変わらなければ、大きな課題であった」と同社は伝えた。

「しかし我々は、最後に残っていた、いや、あえて避けてきた”使いやすさ”という世界の扉を開いたのだ。全ての人が無理なく自然に使えるように、エレベーターに乗るという意識すら感じないほどの究極の使いやすさを目指したのだ」(同社)

超高層ビルが建ち並び、戸建てにすらホームエレベーターが設置されている現在、エレベーターの使用方法はほぼ同一である。決して使いやすいというわけではないが、エレベーターという固定概念に捕らわれすぎていたのだ。

「例えば、今回発表するエレベーターには乗場ボタン(呼ボタン)は存在しない。エレベーター前の床に仕込まれている加圧式スイッチと人感知センサーにより、扉の前に数秒立つだけでエレベーターを呼ぶことが可能だ」(同社)

そしてこの改善はもう1つの特徴を生み出したという。エレベーター内部のデザインとして過去に何度も話題となっている開閉ボタンが無くなったのだ。車椅子用のボタンすら必要がない。扉を開けるべきか閉めるべきか。それはこの2つのセンサーで確認する。その代わり、操作盤にはキャンセルボタンが追加されているという。

「音声認識を搭載したことにより、声で指示することで目的階を指定出来る。エレベーター内部には操作盤すら必要がなかったが、今までのエレベーターと使用方法の互換を保つために付けてある。そのついでにキャンセルボタンを付けた」(同社)

エレベーターに乗って間違えて目的階以外の階ボタンを押すことは誰でも経験があるだろう。階ボタンを二度押したり長押しすることでキャンセルが出来るが分かりにくく、これでは使いやすいとはいえないだろう。

「デザインにも拘ってみた。エレベーターの扉には電光掲示板と液晶画面を搭載した。例えばエレベーターの扉が光ることで現在の停止階を表示し、同時に予想到着時間も出るようになっている。また、ニュースやCMを流すことも可能だ」(同社)

エレベーター到着予想時間を元に表示させるというから、ニュース表示の途中で扉が開いてしまうというこもないという。待ち時間を退屈させない工夫が取り入れられている。待ち時間中、扉部分に簡単なクイズが出題され、エレベーター内部で回答が表示されるという面白い機能もあると同社は伝える。

「老若男女から車椅子使用者など、エレベーターを使用する全ての人が快適に使うことを目的としたが、例えばバイオメトリックス認証を搭載したセキュリティ関係も開発中である。今、エレベーターの次の世代が幕を開けたのだ」(同社)

階を移動するだけの無機質な箱だったエレベーターが、人に優しい空間に生まれ変わろうとしている。現在の所、設置場所は決まっていないということだが、そんなエレベーターには是非乗ってみたいと感じる。

2005年10月30日 公開

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