これはiPodと言えるのか、iPod Bookを発表。
米App!e Computerは11月04日、iPad Photoの次バージョンとなるiPod Bookを計画していると発表した。発売時期や詳しい仕様は一切未定。
「iPodは音楽を楽しむために生まれた。そして、画像データを表示することのできるiPod Photo。音楽、写真、そして今、足りないものは動画だ」とジョブズ氏は言う。
「今の小さな液晶では納得がいかない点が多くあった。我々は改善の策として液晶を大きくすることにした。同時に本体も大きくなる。いっそのこと、全てが可能なiPodを目指してみた」
新しく発表されたiPod BookにはMacOS Xが搭載されている。G5のCPUを持ち、512MBのメインメモリを装備する。音楽、静止画、動画はもちろん、MacOS Xに対応したあらゆるソフトウェアが動作する。
さらにジョブズ氏は、iPodの基本は音楽にあると騒いだ。6つのスピーカーを内蔵し、いつでも迫力のあるサウンドを楽しむことが出来る。スピーカーには、もちろん、BOSSを採用している。もちろん、iTunezにも対応する。旧iPodのホストとして。
発表途中、「ただ単に名前を変えたiBookじゃないか」と野次が入るも、同氏は「実際に新iPodを触れてから文句をいってくれ」と返した。
「2つだけ旧iPodよりも劣っていることがある。Windowsには対応出来なくなったと言うことと、ポケットに入らなくなったことだ」と言い残し、会場を去った。
2004年11月04日 公開