postheadericon 非常口サインの中に書かれている人が逃げ出す誘導灯を発表。

株式会社サインセンターは、03月21日、使用期限が明確に分かる誘導灯を発表した。照明器具の寿命と定めている8~10年が近づくと、非常口サインの中に書かれている人が逃げ出すという。

逃げ出した非常口の中の人

逃げ出した非常口の中の人


「非常口サインを見たことがないという方はいないだろう。火災や地震などの非常時、安全に出口へを導いてくれるサインである。1982年からは日本国内で、1987年からは世界中で、我々を見守り続けてきた」と株式会社サインセンター広報部の出口 常氏は語り始めた。

避難口誘導灯と通路誘導灯を総じて誘導灯というが、一般的には、非常口サインというほうが通じやすいだろう。普段は気にもしないが、非常時には、文字通り心強い光となる。

普段は風景の一部になっている非常口サインも、「実は年々進化している」と同氏は伝える。点滅式誘導灯、誘導音付加型誘導灯などがあり、前者は、非常事態にはフラッシュして出口を通知し、後者は、音や声で存在を教える。

「進化しているはずの非常口サインだが、もっとも重要な箇所を見逃している。いや、分かってはいるが、あえて見て見ぬふりをしていたともいえる。それは、非常口サインそのものが火災の原因となる場合だ」(同氏)

日本国内に限って言えば、年間5万件以上の火災が発生しており、非常口サインが原因となった火災も数件だが存在する。各メーカーでは誘導灯の寿命を8~10年と定めており、寿命に近づいた器具は点検、または交換するように推奨されてはいるが、強制力はない。

「非常口サインが火災の原因を簡単に説明すれば、器具の経年劣化だ。しかし、経年劣化の状態を把握することは難しい。そこで、非常口サインの樹脂パネル板に特殊な加工を施し、特定の年数が経過すると、中の人が逃げ出せるようにした」(同氏)

非常口サインは国際規格で定められており、中に書かれている走る人が消えてしまえば、誘導灯及び誘導標識の基準(平成18年消防庁告示第5号)などの消防法関連規定に違反することになる。

「違反、罰則が発生することで、誘導灯の管理者は、非常口サインの状況について気にすることだろう。今まで黙って人々を安全な場所へ導いてきた非常口サインの中の人による慈悲の結果だと思って欲しい」

中の人が逃げ出す非常口サインを「広く普及させ、多くの中の人からの愛を感じてもらう」つもりだと同氏はいう。もしも、非常口サインの中に人がいなければ、そっと、誘導灯の管理者に知らせて欲しい。

2010年11月23日公開

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