postheadericon オール電化の次に目指すもの、オール発電計画。

株式会社東京電カは、02月08日、オール電化をより快適に使用することを目的としたオール発電計画を発表した。家で使う電力をあらゆる方法で発電しようという試みだ。

オール発電の内容説明。現時点では詳細は非公開。

オール発電の内容説明。現時点では詳細は非公開。


「我々がオール電化を推し進めた結果、電力の消費が今までの倍以上に跳ね上がってしまった。ある程度は想定していたのだが、このままでは消費電力が発電電力を上回る可能性がある。近い将来に対応するためにオール発電計画をここに発表した」(オール発電システム広報部 勝俣伝子氏)

オール電化は家中で消費するエネルギーを全て電気エネルギーで賄うことであり、クリーン、エコロジー、エコノミー、セーフティなどが挙げられる。また、省エネ効果や経済性が高くなり、22世紀へと続く夢のようなライフスタイルという認識がある。

しかしその反面、ガスエネルギーを一切使用せず電気だけを使うようになれば電力消費が多くなり電気代が上がる。常識で考えれば誰もが分かることだが、オール家電にしたユーザからの苦情が絶えない。節電の意識もないため、消費電力が大幅に上がる。

「オール発電計画は、家中で発生する電気の源を全て電力として蓄積させ、電力に関して可能な限りの自給自足を目的としている。源は自然と人だ。太陽光や熱、風や水を使って考えられうる発電を行う」(同氏)

すでに実用化されている太陽電池モジュール

すでに実用化されている太陽電池モジュール

「1つの例として、2005年08月に神鋼電機株式会社がリッター水力発電装置を開発した。1秒間に数リッタ程度の水量でも発電が可能な超小型水力発電であるが、このリッター水力発電装置を水道部分に取り付けることで電力を得ることが可能だ」と同氏は説明する。

また、オール発電では全ての外壁を太陽電池モジュールで囲まれるという。太陽からは光エネルギーと熱エネルギーから電気を発生させる。家の立地によるが風のよく当たる場所には小型風力発電、庭があれば地熱の温度差を利用してエネルギーを発生させる熱電モジュールを埋め込むという。

「どんなに小さなエネルギーも見逃さない。ドアの開け閉めの際に発生するエネルギーや音の発生による振動エネルギーなどだ。専用スリッパを履き、室内を歩く際に発生するエネルギーさえも利用する予定だ。オール家電とオール発電、両者によって消費電力は大幅に下がり、22世紀にはより快適なライフスタイルが待っているだろう」(同氏)

一般的に4人家族での平均電力使用量は290kWh/月平均といわれているが、オール発電によって300kWh/月平均が目標値だという。「天候やライフスタイルによっても大きく変動するため、オール発電による発電量は未公開としている」と同氏は伝える。

なお、全ての発電機を装備した場合の価格もまだ未決定だというが、家本体以上の価格はすると推測される。例え月々の電気代が0だとしても、元をとるためには数世代に渡る使用が必要であるだろう。なお、「月々のメンテナンス費用がかかることをお忘れなく」と同氏は言い残して去っていった。

2005年09月24日 公開
2010年08月03日 記事内日付変更(09月24日->02月08日)

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