postheadericon パワーアシストやエアバッグなど、多くの装備が加えられた次世代ベビーカーを発表。

03月19日、英Micra|iteは、次世代ベビーカー Electric Buggyを発表した。高い安全性、軽快な操作性、洗練された利便性、優れた実用性を兼ねているという。

次世代ベビーカー Electric Buggy

次世代ベビーカー Electric Buggy


「多くのベビーカーを様々な顧客に提供してきたが、常に多くの矛盾を感じていた。例えば、安全性と実用性の共存は難しいこと、操作性と利便性は相反することなどだ。数々の矛盾に対し、我々は電力を利用することで、一挙に解決することに成功した」と同社セールス部のマーティ・マイクラライト氏は熱く語る。

次世代ベビーカー Electric Buggyの最大の特徴は一人乗りの電動であることだ。電動ベビーカーは市場に存在するが、多くの場合、複数の子供を運搬する前提となる。主に幼稚園や保育園で使われ、一人乗り用というのはなかった。心臓部ともいえるバッテリには、25.2V-20Ahという大容量のリチウムイオン電池が採用されている。一般的な道であれば、80km~100km程度を走行可能な容量だ。

「最大の特徴となるパワーアシストを使うことで、負担なくベビーカーを押すことが可能となった。ハンドル部分には静電容量スイッチがあり、握ることによってスイッチが入る。軽く押すことで前進する。ハンドルから手を離せば、パワーアシストは動かなくなる」(同氏)

高さと角度が調整可能なハンドル部分には、精神性発汗を検知する仕組みがあり、焦ったり驚いたりすると、自動的にベビーカーをロックする。また、ベビーカーの全面と側面には超音波センサーが装備されており、障害物との距離を検知し、距離と比例して、ベビーカーをゆっくりと停止させる。

「ベビーカーが横転するほどの衝撃を検知した場合、2段階式のバギーエアバッグが動作し、乗っている乳幼児を保護する。衝撃感知直後に乳幼児前のエアバッグが膨らみ、乳幼児を固定、その後、乳幼児を包み込むような全方位エアバッグが作動する。1段階目のエアバッグはすぐさま萎むが、全方位エアバッグは膨らんだまま維持される。ここまで安全なベビーカーは過去には存在しないだろう」と同氏は胸を張る。

全方位エアバッグ作動時

全方位エアバッグ作動時

まるで自動車のような仕様だが、Electric Buggyはベビーカーである。直径約55cmの大型中空タイヤによる静かな乗り心地、スムーズな方向転換機能を実現し、防水加工を施しながらも通気性を確保したエアバッグを搭載した日よけなど、ベビーカーとしても、申し分ない性能を持っている。

「それでも、Electric Buggyが失ったものはある。それは、コンパクト性だ。装備が大きすぎて折りたためなくなってしまった。しかし、折りたたむ必要がなくなったことから、大型化出来るという利点も持つ。Electric Buggyに可能な限りの装備を詰め込む予定だ」と同氏は伝える。ベビーカーにナンバープレートが必要な時代も近い。

2010年08月19日 公開
2010年11月23日 記事内日付変更(03月27日->03月19日)

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